先日放送されたCollisionについて、CMパンクを中心とした諸問題が報じられています。プロモを撮影するために会場を訪れたハングマン・ペイジは会場の外での撮影を指示され、ライアン・ネメスは現地入り直後に帰宅させられました。
2人の共通点は、Collisionの中心人物であるパンクとの間に人間関係の問題が生じていること。2022年にAEW世界王座をめぐって激しく争ったパンクとペイジは、バックステージでの関係まで悪化し、お互いを信用できない状態にまでなってしまったとされています。
今回のペイジの一件も、パンクがペイジを嫌っていることが原因になったのではないかとされましたが、その後の報道で「パンクは直接関与していなかった」という情報が出ました。単純に会場の外でプロモを収録することになっただけ、とのことでしたが…。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、この件におけるパンクの影響はやはりあったようです。直接関与したわけではないにせよ、間接的な影響が及んでいました。どうやら、ペイジは「平和を守るため、中に入らないでくれ」と言われたとのこと。パンクとペイジが同じ空間にいることで平和が乱される、という認識がスタッフの間にあったのでしょう。
パンクはCollisionのロッカールームでドラマが起こらないようにしたいと考えており、それが過去にパンク批判ツイートを投稿したネメスの帰宅指示に繋がったとされています。メルツァーは、「この日のCollisionのロッカールームの緊張感が、パンクとネメスの問題が顕在化したことによって非常に高まっていたこと」が、ペイジを会場に入れないという判断に繋がったのではないかと推測しています。
パンクが指示したわけではないにせよ、パンクの人間関係がロッカールームに大きな影響を及ぼしていることがよくわかる話です。
(Wrestling Observer, Cultaholic)