プロレスは進化を続けるジャンルですが、その方向性が万人に受け入れられるものとは限りません。
レスラーやファンの数だけプロレスへの考え方は異なり、それぞれに楽しみ方も違います。
WWE殿堂入りレスラーのテッド・デビアスは、自身がホストを務めるPodcast番組の中で、現代プロレスのある点について批判しました。
今のプロレスを見るのは本当に難しいよ。なぜなら、まるで床競技の試合を見ているような気がするんだ。高度な技ばかりじゃないか。
俺が若い頃は、相手に持ち上げられて、ケツを相手の足に向かって落とされる技を受けたものだ。その技を受けた後、俺は跳ね返って体のちょうどいい部分でロープに当たると、脚がトップロープよりも上に飛び上がり、床に落ちる。今のレスラーは、これをやられて跳ね上がっても、何事もなかったようだ。俺はそこに倒れてセルをしたよ。
若いレスラーたちよ、セルを学びなさい。つまり、ベビーフェイスが反撃する理由がなければいけないんだ。セルをしろ。カムバックは、セルがうまいだけで成功するんだ。
セルについての懸念を示すベテランは少なくありません。
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(WrestlingNews.co)
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