PPV「ALL OUT」でリッキー・スタークスとストラップ・マッチを戦ったブライアン・ダニエルソン。
彼は新日本プロレスとの合同興行Forbidden Doorでのオカダ・カズチカ戦で右腕を骨折し、10月に復帰予定とされていました。
しかし、CMパンクの解雇によりALL OUTでの対戦相手がいなくなったスタークスの相手として予定よりも早く復帰することを決断した彼は、コンディションが悪いにも関わらずとんでもない名勝負を生み出しました。片腕しか使えない状態でオカダからギブアップを奪った時のように、彼はまたしてもパフォーマーとしての凄さをファンに見せつけたのです。
とはいえ、彼の腕の回復状況を心配するファンもいたでしょう。ALL OUT終了後の記者会見で、彼は今回の復帰戦における「工夫」を語りました。
今夜の試合では、たくさんのごまかしとトリックを使った。ヒップトスの時に普通に起こる危険以外に、俺はまったく危険にさらされなかったんだ。右腕を打たれることもなかったしね。誰も気付かなかったと思うけど。今の俺がいる回復過程の中で、危険を避けるためにできることはたくさんあるんだ。
俺たちは、俺が大好きなサンプソン医師だけでなく、俺がALL OUTで試合をすることに興味がない外科医とも話をして、試合についてのすべてを詳しく協議した。彼は彼が思うことを推奨した。
すべては医師との話し合いの上で行われたことで、俺はとても安心していたんだ。AEWも同じ気持ちだったよ。AEWのドクターも外部の医師も安心していた。だから、俺はここにいることができて良い気分だ。
(Wrestling Inc)
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