AEWから解雇されたCMパンク。 All Inでのジャック・ペリーとの大喧嘩は無関係のスタッフたちに危険を及ぼしかねないもので、団体はこの点を重く見ました。
パンクが今後もプロレスラーとしての活動を続けるのであれば、新天地の本命はWWEでしょう。2014年にWWEを退団するまでに起こした人間関係の悪化は今もそのままとのことなので、ロッカールームは大変かもしれませんが…。
2022年9月、AEWのPPV「ALL OUT」終了後のバックステージでThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)と大喧嘩して出場停止処分を課された彼は、一時は退団濃厚とされていました。
結局2023年6月に復帰するわけですが、この約9ヶ月の間に、彼がWWEのリングへ上がる可能性があったようです。
Fightfulによれば、2022年12月ごろの彼はWWE復帰に前向きで、2023年のRoyal Rumbleでの男子ロイヤル・ランブル・マッチにサプライズ参戦するというアイデアを持っていたそうです。
この時、彼は誰かによって脱落することになり、彼を脱落させたレスラーとレッスルマニア39で対戦する…という考えだったようで、WWE関係者の間では、それがケビン・オーエンズだと噂されていたのだとか。2人はレッスルマニア39初日のメインイベントで対戦する…というアイデアだったようです。
ただし、WWEが彼の復帰を望んだり、 AEWが彼の退団を望んでいたような情報はなく、この計画も実現することはありませんでした。オーエンズはレッスルマニア39初日のメインイベントでサミ・ゼインとのタッグでウーソズと対戦しました。
プロレス界にifはつきものですが、もしこのアイデアが実現していたら、CMパンクの2023年、そしてその先はどうなっていたのでしょうか?
(Fightful, Inside The Ropes)