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【AEW】ブッカーTが「ストーリーより試合を優先するブッキング」を批判。「成功のレシピだとは思えない」

インタビュー

プロレス団体がそれぞれ特徴が異なり、どこに力を入れるかは個性が出るものです。

先日開催されたAEWのPPV「ALL OUT」は8万人規模のイギリス大会All Inの翌週に開催されたということもありしっかりしたストーリーの構築ができない状態で本番を迎えましたが、試合クオリティの高さでファンを大いに納得させ、非常に評判の良いショーになりました。Cagematchのユーザーレビューでは、AEWが開催したショーの中でもトップ5に入る高得点となっています。

いい試合を見ることができるのは、ファンにとっていいことです。しかし、アメリカでプロレス団体を運営していくにあたって、「あのプロレス番組を毎週見たい」と思わせるようなストーリーがないことは致命的な欠陥になり得ます。

WWE殿堂入りレスラーのブッカーTのは、自身のPodcast番組の中でAEWの「試合重視、ストーリー軽視」の傾向を批判しました。

ALL OUTが開催されていたことを知らなかった。試合もわからなかったな。大急ぎで作ったような感じのショーだよね。開催の1秒前まで構築が続いていたようなものだと思う。

AEWは、試合を構築することについてあまりよく考えていないんじゃないかな。ただ試合内容のことを考えているだけだと思う。そういう団体もあっていいかもしれないが、成功のレシピだとは思わないね。俺は。

WCWもストーリーより試合を重視する団体だったけど、それでもストーリーの構築を試みていた。ファンにストーリーの観点から興味を持ってもらおうと、ファンの好みに合わせようとしたんだ。

その結果生まれたストーリーはそれほど良くなかったかもしれないし、うまくまとめられなかったかもしれない。でも、彼らがそれを試そうとしたのは確かなんだ。

(411MANIA)

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