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AEWはSNS上のgif画像に寛容
新日本プロレスはSNS上のgif画像の拡散にピリピリしていて、Twitterで試合のgif画像を公開するアカウントに対して警告を繰り返しています。また、ヤングライオンや抗争の歴史、レスラーのストーリーを解説する動画を投稿し、海外の新日本プロレスビギナーにとって非常に役立つYoutubeアカウントだった”showbuckle”を削除に追い込むなど、新日本のコンテンツを含む動画に対しても厳しい態度をとっています。
一方で、新興団体のAEWは、gifについては寛容なようです。
どの程度まで許されるのかはわかりませんが、当サイトで紹介したジョン・モクスリー襲撃シーンのgifは削除されていました。AEWは若年層をターゲットにしているそうで、リアリティのない台本ありのプロモをやらないなどの方針を取っています。おそらく、SNSでの拡散力に長けているgif画像の容認もその一環なのでしょう。
果たして何人のファンがAEWの旗揚げ興行を観戦したのか
AEWの旗揚げ興行”Double or Nothing”は、世界中のプロレスファンが視聴可能な環境を用意していました。有料サービスを利用したユーザー(FITE TVなどでPPVを購入・視聴したユーザー)の他にも、違法のストリーミングサービスでジョン・モクスリーの襲撃を目撃したファンもたくさんいたでしょう。何人のファンがDoNを見たのか、具体的な数字を出すことはできません。
しかし、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーが把握している数字では、All Inの視聴者数を遥かに凌ぐ数字を記録したそうです。ウィークリー番組の放送開始までに開催される興行の中で、DoNに匹敵する規模のものは8月31日のAll Outだけでしょう。視聴者数をどこまで増やすことができるか、そのためにThe Eliteはどういった策を打ってくるのか。今から楽しみです。
(Wrestling Observer Newsletter)