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ダッドリー・ボーイズがフィニッシャー「3D」誕生秘話を語る。「レイ・ミステリオとディーン・マレンコの試合を見てひらめいた」

インタビュー

タッグプロレス史に残る名タッグチーム、ダッドリー・ボーイズ(チーム3D)。ババ・レイ・ダッドリー(ブリー・レイ)とディーボン・ダッドリー(ディーボン)のスタイルや技は世界中のプロレス界に影響を与え、彼らが運営していたスクール「Team 3D Academy」は多くの有名レスラーを排出しました。

彼らが業界へ与えた大きな功績の1つに、彼らの代名詞とも言えるフィニッシャー「3D」があります。

ディーボンが対戦相手をフラップジャップの要領で持ち上げ、レイがダイヤモンドカッターで沈める。世界中のタッグチームがこの技の流用や発展技を使用しているため、プロレスファンなら誰もが見たことのある技とも言えるでしょう。

Sports Illstratedによるインタビューに応じたレイは、この技の誕生秘話を語りました。ECWで行われたレイ・ミステリオとディーン・マレンコの試合がヒントになったそうです。

マレンコがミステリオをロープにぶん投げて、ミステリオはポップアップする形で宙に浮き、そして顔からリングに落ちたんだ。

これを見て俺は考えた。もし、ぶん投げた側のレスラーが宙に浮いたレスラーの方を振り向き、リングへ落ちていくところでダイヤモンドカッターを当てることができたらどうだろう?ってね。

まあ、この試合はクルーザーウェイト級の試合だったわけで、このアイデアをスーパーヘビー級の試合でもやれるかどうか?という疑問はあった。ECWで大暴れしている時に、ディーボンと試してみたんだよ。そしたら、彼は信じられないほどうまくやった。彼がどれほどの才能を持っているか、という話だよね。俺たちの間には特別な何かがあるんだ、と思った瞬間だった。

(Wrestling Inc)

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