【AEW】ブリー・レイがエディ・キングストンの ROH世界王座獲得とビンス・マクマホン流の哲学を語る。「得ることと値することは違うんだ」

先日放送されたDynamiteニューヨーク大会で ROH世界王座チャンピオンのクラウディオ・カスタニョーリとのWWEタイトルマッチに挑んだSTRONG無差別級王座チャンピオンのエディ・キングストン。

激しい試合の末に、尊敬する川田利明流のパワーボムでクラウディオから3カウントを奪ったエディ。長年の因縁の末に勝利を掴んだ彼に対し、客席からは「You deserve it！」（あなたはそれに『値する』）というチャントが飛びました。

ポジティブなチャントとして定着している「You deserve it」ですが、WWE殿堂入りレスラーのブリー・レイは「値する」という言葉にネガティブな意見を持っています。

Podcast番組Busted Open Radioの中で、彼はWWEビンス・マクマホンの哲学を引用しながら、このチャントとエディの快挙について語りました。

プロレスの世界で、誰かが何かに「値する」なんてことはないんだ。でも、エディ・キングストンが「機会を得ていない」のなら、それは驚きだね。

エディは「機会」を得た。この「機会」という言葉はビンス・マクマホンの哲学なんだ。保証されていることは何もない…。存在するのは「機会」だよ。自分の評価を高め、対戦カードに名を連ねるための「機会」だ。

エディは、このプロレスという世界で、いいことも悪いこともたくさん経験してきた。そういう経験は誰よりも多いかもしれない。