新日本プロレスは世界の様々な団体と友好関係を築いていますが、中でもAEWとの関係には大きな注目が集まります。
新日本プロレスに参戦していたBullet Clubのケニー・オメガやヤング・バックス、コーディ・ローデスらが中心となって2019年に設立されたAEWと新日本の関係は複雑なもので、AEW設立当初は非常に冷たい空気が漂っていました。
しかし、新型コロナウイルスのパンデミックが起きたことや、AEWとの関係に否定的だった新日本のハロルド・ジョージ・メイ元社長が退任したことで風向きが代わり、両団体は積極的な交流を図るように。2022年からは、6月に合同興行Forbidden Doorを開催し、多くのドリームマッチを実現させています。
新日本には、世界的な人気の高いレスラーが複数在籍しており、「彼らの試合を見ることのできる団体としてのAEW」という需要もあります。特に、新日本のトップレスラーである鷹木信悟がAEWで戦う姿を見たいと思っているファンは多いでしょう。
Sports Illstratedによるインタビューの中で、彼は「6〜8ヶ月の長期に渡ってAEWへ遠征する可能性はあるか」と質問され、その可能性に興味を示しました。
AEWで活躍している日本人レスラーはたくさんいるんだろ?またブライアン・ダニエルソンとやりたいね。リング上でまた会えたらいいだろうな。クラウディオ・カスタニョーリやサモア・ジョーがROHにいた頃のことも懐かしいし、いつか俺も混ぜてもらいたいよ。
彼がアメリカで活動していた時期の、同世代のトップスターたちですね。長期遠征は現実的ではありませんが、彼が以前から対戦を希望しているケニー・オメガなど、ドリームマッチの相手はたくさんいます。単発の参戦でもいいので、実現してほしいですね。そして勝ってほしいです。新日本のレスラーにとって、AEWのリングは鬼門ですからね。
下の動画は、2006年にROHで行われたSHINGO VS ロデリック・ストロングのシングルマッチです。