2023年9月、WWEはUFCと合併し、新会社TKO Group Holdingsでの新体制をスタートしました。
UFCとWWEはそれぞれ巨大企業であり、それぞれの会社に同じような役割を担う部署がありました。そこで、TKOは新体制発足後に重複する部門を対象に従業員のコストカットを敢行。100名以上の従業員が職を失いました。
また、その後で選手たちのリストラも行い、ドルフ・ジグラーらが団体を去ることになりました。
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今後も従業員のリストラは続きそうです。レスリング・オブザーバーによれば、TKOが最近開催した投資家向け収支報告会で、WWEとUFCで重複している部門、具体的にはIT、マーケティング、ファイナンス、法務、人事の各部門で従業員を削減し、経費を大幅に減らすことが明かされたそうです。
このリストラにより、5000万ドルから1億ドルの経費削減が見込まれる…とのこと。企業の合併による人件費削減・レイオフは決して珍しいことではありませんが、新型コロナウイルスのパンデミックが起きた2020年以降のWWEは定期的に従業員を対象にした大規模リストラを敢行し、人件費削減に取り組んできました。業界最大手の団体が合理化を図ることで、多くの人材が外部へ流出することになります。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
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