地元シカゴで開催されたSurvivor Seriesにサプライズ登場したCMパンク。
彼はWWEと複数年契約を結んで復帰し、RAW最新回にも登場予定です。彼が登場した瞬間、会場のファンは大興奮で彼を迎え入れましたが、ファンの目の前で激烈な反応を示したセス・ロリンズと、パンク登場前に1人だけバックステージへ戻ったドリュー・マッキンタイアのように、彼を歓迎していない様子の選手もいます。
この出来事について、2021年から2023年9月まで在籍したAEW、そして復帰先のWWEのロッカールームではどのように思われているのでしょうか?
PW Torchのウェド・ケラーによれば、彼の復帰がトップシークレットで進められ、Survivor Seriesのメインイベントだった男子WarGamesマッチ出場者以外には事前に知らされなかったということから、とあるベテラン選手が「みんな、暗闇の中で放置されたことに腹を立てていたが、乗り越える必要がある」と語っているそうです。
また、パンクが2014年のWWE退団以降にWWEへ扇動的な発言を繰り返してきたことから、新しい同僚を勝ち取れるかどうかは難しい問題になる、とも指摘されています。彼がAEWで起こしていた問題ももちろん知られており、パンクが「過去の振る舞いを撤回しようとしている」との認識もあるそうです。
一方、AEWでは、パンクのことを嫌っていたレスラーの1人が「彼はWWEの方がスムーズに活動できるだろう」と考えている、と報じられています。AEWと比べ、WWEはあらゆる面で統制が取れているから、というのがそう思う理由とのこと。
AEWトニー・カーン社長はパンクをコントロールしきれませんでしたが、WWEのクリエイティブ責任者であるHHHはパンクにとってトニー以上のリーダーシップを持つ上司になると考えられており、AEWよりも行儀よく振る舞う動機になるだろう、という認識もあるとか。