2023年末、AEWから4人の重要人物が退団します。
トニー・カーン社長のクリエイティブを支えたQTマーシャルとポスト・プロダクションを牽引したケビン・サリバンは、団体の方針が「ストーリー重視から試合重視へ移行すること」を受けて退団。マーシャルは自主退団、サリバンは解雇です。
そして、ツアーのブッキングや地域マーケティングを担当してきた副社長ラファエル・モルフィ、そしてチーフ・マーケティング・オフィサー兼マーチャンダイジング・オフィサーのダナ・マッシーも退団します。
マッシーはマット・ジャクソン(ヤング・バックス)の妻。AEWが旗揚げする前から設立に向けて努力を重ねてきた、AEWの再初期メンバーの一人です。彼女が退団する理由は明らかになっていません。
マットは、妻の退団を受けて声明を発表しました。
時代の終わり。あなたは、AEWがまだアイデアに過ぎなかった時の最初の会話に加わっていた人。我々の帝国の主要な建設者の一人だ。
常に前向きで、時には感謝されないこともある仕事だった。様々な経験を積み、自分の選択で去ることができて良かったね。
あなたと一緒に仕事ができて楽しかった。夕食で会いましょう。
円満退団であること、家族の友情に変化がないことを強調する内容です。AEW内部には「この団体は、設立当初とは大きく変わった」という認識が広まっていると報じられています。マッシーの退団は、それを象徴する出来事だと言えるでしょう。
(Fightful)
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