2019年、WWEは多くの選手たちと5年契約での再契約に合意しました。
この年に設立したAEWへの人材流出対策だったこれらの契約は、そろそろ満了のタイミングを迎えます。
シャーロット・フレアーやベイリー、レイ&ドミニク・ミステリオ親子らが新契約に合意する一方、ベッキー・リンチやセス・ロリンズらが2024年に契約満了を迎える予定で、動向に注目が集まっています。
しかし、一部の選手たちは、彼らとは異なるタイミングで契約満了を迎えることになりそうです。Fightfulによれば、 WWEはランディ・オートンやビッグE、エグゼビア・ウッズ、そしてコフィ・キングストンの契約期間を「彼らが負傷により欠場していた期間だけ」延長したそうです。
選手たちとの契約において、WWEには「怪我などの原因で選手が欠場した場合、その期間分だけ契約を延長できる」という権利を持っています。例えば、2017年にWWEへ復帰したマット&ジェフ・ハーディーは、本来であれば同じタイミングで契約満了を迎えるはずでしたが、ジェフが負傷欠場していた時期があるためWWEは契約期間を延長し、別のタイミングで契約満了を迎えました。
彼らはWWEを代表する人気者たちですし、このような形での契約延長はネガティブなことではないでしょう。
(Fightful, Wrestling Inc)
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