去就に注目が集まっているオカダ・カズチカ。
先日、彼が2024年に新日本プロレスとの契約を満了した後、他団体へ移籍することを真剣に検討している…という報道がありました。
WWEは以前から彼の獲得に興味を持っていましたが、最近はその興味が増しているとされています。WWEでは中邑真輔やイヨ・スカイ(紫雷イオ)など、多くの日本人選手が活躍しており、彼が溶け込める環境は整っています。
新日本プロレスワールドで英語実況アナウンサーを務めた経験を持ち、現在はAEWで活動するケビン・ケリーは、最新のインタビューでオカダの今後について持論を語り、願わくば誰よりも稼いでほしい…という思いを明かしました。
日本スポーツ界のナンバーワンスターである大谷翔平は、ロサンゼルス・ドジャースと記録的な契約を結んだ。これまでのMLBにおける契約最高額の2倍近い金額を得るんだ。
そして俺は、オカダ・カズチカも大谷と同じ存在になるべきだと思うよ。オカダはプロレス界で最も高給取りのスターであるべきだろうか?俺はそう思う。
今、プロレス界で最も高給取りのスターが誰か、その金額がいくらかはわからない。でも、オカダはその人よりも少なくとも1ドルは多く稼ぐべきだよ。
また、ケリーは昨今の円安がレスラーたちの財政面に与える影響も語っています。
現在の日本の経済は少し問題がある。外国人レスラーたちは、報酬を円で受け取るんだ。つまり、彼らはは受け取った円をドルに換える必要がある。円のドルに対する価値は低いから、支払い額は減少し、保証額よりも少なくなってしまうんだよ。その調整が必要だ…というのが、今ある現実だね。
円安はオカダの去就に影響を与える可能性があり…という報道もあります。もしオカダが新日本プロレスに残留して今のポジションを維持することを検討した場合、アメリカのプロレス界から見れば「彼の報酬は大幅に減少した」ということになります。
アメリカの団体であるWWEやAEWは彼に大金をドルで用意する経済力を持ち、これはオカダにとって魅力的なオプションです。
(POST Wrestling)