WWEの超重要人物が番組制作の現場から姿を消します。
PWInsiderによれば、エグゼクティブ・プロデューサーのケビン・ダンがWWEから退団するとのこと。
1984年にWWEへ入社した彼はテレビ番組やPPVの制作に大きく貢献。1987年に開催され約9万3000名の観客を動員した伝説のレッスルマニア3で制作管理の総責任者であるライン・プロデューサーを務めたほか、1988年からテレビ番組制作の最前線に立ち続けてきました。
予算編成やスタッフの起用、制作中の緊急事態への対応など、彼が番組制作に与えた影響は計り知れません。例えば、試合中にカメラのスイッチングが非常に多いことや、選手が受け身を取った時とカメラのブレなどは彼のアイデアだとされています。
報道によれば、退団は彼の意思によるもの。2023年4月にUFCの親会社エンデバーがWWEを買収した後の体制変更に不満があったようです。
WWEの上層部として非常に大きな権力を持っていた彼の退団により、WWEの番組制作はますます世代交代を進めていくかもしれません。
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(PWInsider, Fightful)
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