インディシーンで高く評価されながら、大手団体で活躍する機会がなかったエディ・キングストン。
2020年に彼がAEWに入団して以降、多くのファンが彼の実力や魅力に気付き、熱心に応援するようになりました。2023年はSTRONG無差別級王座やROH世界王座、AEWコンチネンタル王座を獲得。あのエディが今や三冠王者になったのです。
WWEへの入団を望んでいなかった彼にとって、AEWの登場は渡りに船。新型コロナウイルスのパンデミックが起きたことで引退も検討した彼が高いレベルで成功を収めていることに対し、友人たちは感動しています。
彼とは長年の友人であるオルティスは、最新のインタビューでエディの成功について語り、「本当に良かった」と思っていることを明かしました。
エディのことを知っていた全員が、彼が何者なのかを理解していた。全世界が彼のことを知る必要があったんだ。それがどういう意味か、わかるか?前にも言ったことがあるんだよね…あまり好きな言い方じゃないんだけど、俺達の世代にとって、彼はダスティ・ローデスみたいなものなんだよ。
オルティスによれば、エディが番組中で見せる勤勉さは彼そのもので、私生活でもとても勤勉なのだとか。エディがコンチネンタル・クラシックを制したことに、オルティスは本当に誇りに思ったといいます。
また、オルティスにとって、2021年のALL OUTで行われたミロ VS エディの試合はとても印象深いものなのだそうです。
あの試合で、俺が覚えている最もクールな瞬間は……ミロが彼にキャメルクラッチを決めている時に、彼がロープブレイクしたんだよ。それで観客が狂喜乱舞したのが印象に残ってるね。「ワオ、これがプロレスってやつだよな」と思った。観客が試合にのめり込んでいたからこそ、狂ったようにリアクションしたんだよ。
オルティスは、エディと同じタイミングでプロレス界に飛び込んだレフェリーのブライス・レムズバーグと一緒にこの試合を見ていたそうです。エディが非常に大きなリアクションを得る様子を見て、思わず目に涙が浮かんだといいます。
ストレスを感じていたりとかする時は、いつもプロレスの素晴らしいシーンを思い出すんだ。「すべてに価値があるんだよな」ってね。
(Wrestling Inc)