プロレス界には、ベビーフェイスとヒールという2つの性格が存在します。
自然なものであれ誰かの指示によるものであれ、プロレスラーはたいていこの2つのどちらかにカテゴライズされ、ベビーフェイスとヒールの争いはファンを熱狂し続けてきました。
この2つへの考え方は人それぞれで、まったく同じ考えを持っているプロレスラーやファンはいないかもしれません。プロレスが繁栄を続ける限り、議論は終わらないでしょう。
WWEの人気女性選手であるビアンカ・ブレアは、世界最大のプロレス団体であるWWEでベビーフェイスとヒールの立場を両方経験しました。最新のインタビューで、彼女はどちらの性格の方が好きか、どちらの方が難しいと思うかを語りました。
私は、人であること、ベビーフェイスであることが好き。なぜなら、それが私がすることに意味をもたらしてくれるからね。より大きな影響を持てるようになる。ベビーフェイスだと、コミュニティでの活動ができるんだ。とても目的意識のあることで、影響力があり、インスピレーションを与えられる。
NXTでヒールとして活動していた時はとても楽しかったな。ヒールであることは、ベビーフェイスであることよりもずっと簡単だと思う。人々に嫌われることは、人々に好かれ続け、新鮮さを保つことよりもずっと簡単なんだよね。
ベビーフェイスの場合、そうした態度を持ち、反撃するためには、私のことを挑発する誰かが必要になる。彼らがそれを引き出さなければならない。例えば、ベイリーのような人が必要なんだ。そうでなければ、ベビーフェイスであるはずの私のことがヒールのように見えてしまう。ヒールはとても楽しく、型にはまることなく、何でもできる。
もし、またヒールになるなら、正しいタイプのヒールになりたいね。NXTでのクールなヒールは、自分以外の誰かに利益をもたらさなかったと思う。私は自分を売り込んだ。
キャラクターが確立されていないベビーフェイスと一緒に仕事をするのは、彼らにとってすごく難しいことなんだよね。メインロスターに昇格した時、素晴らしいヒールであるベイリーと仕事することがどれほど素晴らしいかを学んだ。
ベビーフェイスとしてうまくスタートできた理由は、キャラクターが確立された素晴らしいヒールと一緒にいられたからだよ。彼女は私を観客に紹介してくれて、みんなが私のことを知り、私のことを気にかけるようになるのを助けてくれた。
もし私がヒールになるなら、私もそういう存在になりたいと思う。だから、好かれて応援されるヒールにはなりたくないんだ。
(Fightful)