Collision最新会でFTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)&ダニエル・ガルシア組と対戦したHouse of Black(マラカイ・ブラック、バディ・マシューズ、ブロディ・キング)。
この試合はスチール・ケージ・エリミネーション・ルールで行われ、ピンフォールやサブミッションで決着することはありませんでした。ファンからの評判は上々。彼らの能力の高さが改めて示された試合でした。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、このルールでの試合になったことについて、2つの観点を指摘しました。House of Blackのメンバーが「ワークをしない」ということ、そして「ブラックとマシューズが将来的にWWEへ復帰する可能性が高い」というものです。
この試合を見ているときに考えたことの一つは、「このfreakin’ House of Balckの奴らはワークをしないな」ということだった。そしてもう一つのことは…「彼らがこの試合に勝つとしたら?」ということ。
俺はこう思った。「あの3人のうち2人はWWEに戻る。彼らは行くつもりだ。行けるタイミングになったらすぐに、彼らはAEWから去る。彼らはWWEで酷い扱いを受け、AEWではワークをしないが、それでも彼らはWWEに戻る」と。
彼らはAEWから去るというのに、なぜ彼らを持ち上げ続けるのか?疑問だね。でも、そういうものだ。
2022年、ビンス・マクマホンが一時的にWWEから引退し、かつてNXTを率いていたHHHがクリエイティブの責任者を引き継いだ時、彼のもとでNXTのスターとして働いたブラック(アリスター・ブラック)とマシューズ(バディ・マーフィー)にWWE復帰の噂が流れました。
特にブラックはAEWトニー・カーン社長へ退団を要求したものの認められなかったとされています。トニーはレスラーたちを契約途中で解雇しない方針を取っており、ブラックの契約は2027年まで続くと見られています。
House of Blackの働きぶりを見て、メルツァーは「2人はWWEへ戻るんだろう。だから負けたんだ」と考えた。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。キングとマシューズは、それぞれX(旧Twitter)でメルツァーによる発言に反発しました。
キング:面白いのは、ただ長い間プロレスを見ていた奴だというだけで、その人の意見が事実のように受け止められてしまうことだ。ケージマッチのルールになったのは、ずっと予定されていたことだよ。
マシューズ:「レポーター」のくせに、調査することをあまり知らないらしいな笑
マシューズの発言は、もともと彼の対戦成績はそれほど良くなく、以前から負けは珍しくなかったのだから、「WWE復帰のために負けた」というメルツァーの見解はおかしい…と指摘する意図があるものと思われます。