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【WWE】ビンス・マクマホンが抱える性的虐待訴訟は、今後のWWEにどのような影響を与えるのか?

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元WWE女性従業員がビンス・マクマホンを相手に訴訟を起こしたことで、WWEに大きな影響が及んでいます。

訴訟の内容は、女性従業員がビンスから性的虐待・性的人身売買の被害を受けた、というもの、元タレント・リレーション部門責任者ジョン・ロウリネイティス(ジョニー・エース)やブロック・レスナーによる性加害も告発されており、ビンスはWWEの親会社TKOの役職を辞任し、レスナーはRoyal Rumbleへの出場を断念しました。

Sporticoは、ビンスが抱える訴訟がWWEに与える影響を分析しています。もし両者が和解や示談に応じずに訴訟が勧めば、更に多くの情報が証拠として明らかになる可能性が高いことを指摘。WWEの社員たちが被害女性の状況を少しでも認識していた場合は、さらに多くの人物が訴訟に巻き込まれる可能性が高そうです。

また、TKOは株主から集団訴訟を起こされるリスクも抱えます。株主には、企業に対して「株主代表訴訟」の権利があり、会社の幹部が会社にマイナスの影響を及ぼす可能性のある不法行為を働けば、株主たちが集団訴訟を起こすこともあり得ます。

今回の訴訟でビンスの行いが事実だと認められれば、WWEのブランドに傷が付く可能性は高いでしょう。もしそうなれば、株主は損害を被ることになります。

ビンスは訴訟の内容を完全に否定しており、法廷の場で争うことが予想されます。スタッフのみならず、選手たちの関与まで明らかになるようなことがあると…。

(Wrestling Inc)

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