最近のAEWは、ロッカールームの士気が非常に高いようです。
テレビ番組のレイティングが安定せず、番組収録の観客数も低迷。プロレスファンにウケる番組作りはできていますが、なかなか数字を伸ばせずにいます。
それでも、士気が高いのはいい兆候。メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)のデビューが目前に迫り、オカダ・カズチカとの契約にも強い自信を持っていて、さらにウィル・オスプレイもやってくる。起爆剤になりそうな材料は揃っています。
しかし、彼らがAEWに加わるということは、ただでさえ巨大すぎるロースターの中で出番を与えられずにもがくレスラーたちにとっては、決してポジティブなことではありません。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、一部のレスラーたちがトニー・カーン社長に対して不満を持っているとのこと。ロースターが巨大すぎて出番を与えられないこと、ここ最近の番組収録の観客数が低迷していることが不満の要因になっているといいます。
現在、AEWは3つのテレビ番組を放送しています。しかし、Dynamite、Collision、そしてRampageで出演者が共通しており、特定のスターが各番組で試合をこなしている状況です。WWEは各ブランドで出場選手を分けており、ここに両団体の大きな違いがあります。
週5時間のテレビ番組放送枠が、これからスターに成り上がろうとしているレスラーたちに対して十分に分配されているとは言えません。この件は2021年頃には問題視されていましたが改善の見通しが立たず、トニーは2024年も多くのフリーエージェントをロースターへ加えることに意欲を示しています。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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