AEWの副社長として活躍していた頃のコーディ・ローデスは、ヤング・バックスやケニー・オメガら他の副社長たちと比べ、WWEへの対抗心が特に強かったとされています。
それを象徴するのは、2019年の旗揚げ興行Double or Nothingでの兄ダスティン・ローデスとの歴史的名勝負へ挑む直前、当時NXTを率いていたHHHを連想させる玉座を破壊するパフォーマンスを見せたこと。このシーンは、AEWのWWEに対する姿勢をプロレス界に示す象徴的な瞬間になりました。
Here’s Cody Rhodes smashing The Game’s throne with a sledgehammer in the first ever Double or Nothing PPV https://t.co/GV0dQ5t2lC pic.twitter.com/hLCR4tW2XC
— li ☤ (@LinusXV) June 9, 2023
2022年、コーディはAEWから退団し、WWEへ復帰。クリエイティブの責任者に就任したHHHから大プッシュを受け、団体を代表するトップスターとして活躍しています。
HHHは、AEW時代のコーディによる玉座破壊パフォーマンスについてどう思っているのでしょうか?最新のインタビューで、彼は次のように語りました。
笑ったよ。みんな大げさに解釈しすぎなんだよね。もし俺が彼の立場だったとしたら、たぶん同じことをしただろうな。
そして、それは俺が彼のことを好きだと思うポイントの1つなんだよ。コーディがこのビジネスでただの子供に過ぎなかった頃から成長するのを見てきた。これは決して失礼なことじゃないよ。彼は子供だったんだ。
NXTの運営において、彼の父ダスティ・ローデスから多くを学んだ。彼との関係は素晴らしかったよ。彼の息子が、プロレス界で自分の道を見つけようとし、父の影響から脱し、自分自身を見つけるための賭けに出た。その成長を、俺は見ることができたよ。
(WrestlingNews.co)