新型コロナのパンデミックが世界中で猛威を振るっていた2020年、WWEのビッグスターであるローマン・レインズは決断を迫られていました。
白血病のキャリアである彼は、もしコロナに感染したら重篤化するリスクが高く、レッスルマニア36でのゴールドバーグ戦を出場辞退。その後も姿をくらましていましたが、8月のSummerSlamで復帰しました。
彼のマネージャーを務めるポール・ヘイマンは、レインズがコロナ禍の休業から復帰せずそのまま引退することも検討していたことを明かしました。
彼は自分自身を「引退した」と考えていた。戻ってくるつもりはなかったんだ。
俺は月曜夜のRAWでエグゼクティブディレクターを務めていたが、ローマンはSmackDownに割り当てられていた。
でも、毎週のようにSmackDownのライターやプロデューサー、スタッフが「神様、ローマンが戻ってきてくれたらいいのに」と言うのを聞いたよ。誰か彼と話したかと聞くと、みんな「うん、彼は引退したと言っている。戻ってこない。絶対にない。ありがとう、終わりだ」と答えたものだ。
だから、彼が今の活動のために戻ってきたこと、俺たちが成し遂げたことは、奇跡に近いんだよ。なぜなら、あの頃の彼が考えていたことは、引退だったんだから。
（Fightful）
あわせて読みたい
【WWE】ジム・ロス「HHHに『新日本プロレスの中邑真輔を見逃すなよ』と伝えたことを覚えてる」
タWWEの名物実況アナウンサーにして、元タレント・リレーション部門担当副社長だったジム・ロス。 彼は2010年代にAXS TVで放送されていた新日本プロレスの番組に実況アナウンサー...
wrestling-now.net
2024.03.29
【WWE】ベッキー・リンチが「The Man」とナイア・ジャックスとの因縁を語る。「ビンタされて鼻血が出て、それで魔法がかかった」
2018年、 ベッキー・リンチは大ブレイクを果たしました。 複雑な感情を抱え、自らを「不当な扱いを受けた負け犬」と定義して反抗し、「The Man」を名乗ってファンにカリスマ性を見...
wrestling-now.net
2024.03.29
