2018年、 ベッキー・リンチは大ブレイクを果たしました。
複雑な感情を抱え、自らを「不当な扱いを受けた負け犬」と定義して反抗し、「The Man」を名乗ってファンにカリスマ性を見せつけたベッキー。その人気が爆発したきっかけの1つは、ナイア・ジャックスから殴られて鼻を骨折し、鼻血を出しながらも堂々たるパフォーマンスを見せたシーンでした。この怪我によりロンダ・ラウジーとの大注目の一戦を欠場することになりましたが、彼女のキャリアを大きく変えた瞬間でもありました。
最新のインタビューで、ベッキーはこの時のことを次のように振り返っています。
運というものは、準備とチャンスのタイミングがバッチリ合うことなんだ。その背後にたくさんの努力があってはじめて、魔法のようなものがかかるんだよ。
例えばストーン・コールド・スティーブ・オースチンのケースだと、彼は一度だけ「オースチン 3:16がお前をぶったたく」と言った。それがプロレス史上最も売れたシャツになったんだ。何がヒットするかはわからないものだよ。
ナイア・ジャックスが私の顔を殴った時も同じことが起こった。あの出来事は計画したくてもできるものじゃないけど、ただ流れに任せ、物事がうまくいった。みんな、プロレスに本物らしさを求めてる。リアルなものを探しているんだよ。
(Wrestling Inc)
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