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【AEW】ケニー・オメガが「PWGでのブライアン・アルバレスとのダンス合戦」を語る。「いい試合より、記憶に残る試合がしたかった」

インタビュー

インディプロレスの雄PWGでは、これまでに数多くの名勝負が繰り広げられてきました。

ブライアン・ダニエルソンとケニー・オメガは、PWGで1度だけ対戦しています。この試合は、2021年にAEW・Dynamiteニューヨーク大会Grand Slamで行われた歴史的名勝負とは異なり、2人がダンスを披露し合うなど、コミカルな要素を含んだ試合となりました。

Twitchでの配信で、ケニーはこの試合について語りました。オープニングマッチからメインイベントまで名勝負が勢揃いのPWGの中で、あのブライアンと一味違う試合をすることの意義について、強い思いを持っていたようです。

狙いは、みんなが忘れられない試合をすることだった。俺の関心はそこに向いているんだよ。当時のPWGは、今のプロレスに似ていたと思う。PWGはTVがないから、とにかく休みなしで凄まじいカードを組まなきゃいけない。でも、どのマッチも凄まじいマッチばかりだと、「何が違うんだ」って話になっちゃう。同じことの繰り返しだからね。

ちろん、ブライアン・ダニエルソンとの『いい』試合がしたいに決まってる。でも、俺は記憶に残る試合がしたいんだ。それが狙いなんだよ。記憶に残る試合にはもちろん無数のアプローチがある。俺たちが選んだのはそのアプローチだった…というだけ。今でも人々はあの試合について話すからね。素晴らしいことだと思うよ。

また、ケニーはブライアンのプロレス脳の素晴らしさも称賛しています。

一番クールなのは、ブライアンはわかってるってことなんだ……「プロレスの目的は、どんな方法でも観客を虜にすることだ」ってことをね。

ただキックの数を競ったり、チョップを連発したり、どっちの胸を血まみれにできるかとか、頭からのスープレックスを食らっても立ち上がって、自分もスープレックスをかましたりするだけじゃないんだよ。もしそれが意味をなさなかったら、状況が整ってなかったら、正しくセットアップされてないなら…そういうことなんだ。

(Fightful)

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