1988年にデビューし、現在に至るまで存在感を放ち続けている大ベテラン、ダスティン・ローデス。
亡き父ダスティ・ローデスの意思を引き継いだ弟のコーディ・ローデスと共にローデスファミリーの誇りを胸に戦う彼は、WWEでの「ゴールダスト」としての活躍であらゆる分野のカルチャーに影響を与えるなど、確かな功績を残してきました。
そのキャリアは正しい方法で讃えられるべき。コーディはそう考えています。最新のインタビューで、彼は兄ダスティンがWWE殿堂入りを果たす可能性について次のように語りました。
彼が殿堂入りするに値するのは明らかだ。彼はその条件を満たしてい流よ。もし彼の伝度入りセレモニーでインダクターを務められるという機会を与えられたら、俺はスピーチのためにしっかりと準備するだろう。
プロレスの観点から見ても、兄は殿堂入りに値する人物だと思う。でも、俺が彼について最も誇りに思っていること、そしてこれからも誇りに思うことは……。
エンターテインメント業界の多くの人々が、薬物という「悪魔」に取り憑かれてしまい、クリーンになれないんだ。彼らは、少しだけクリーンでいることができたとしても、ヨーヨーのように薬物との距離が近づいたり離れたりする。
すべてをカットした人の例として、ダスティン・ローデス以上のものはないよ。すべてのネガティブなものを取り除き、新しい章を見つけたんだ。俺は兄のことを誇りに思ってる。
ダスティンは1996年に膝を負傷した時に強力な鎮痛剤を飲み始め、2〜3錠だった錠剤の数がどんどん増えた結果、一日に80錠の鎮痛剤を飲んだり、ウォッカやコカインが手放せなくなったり、アメリカで深刻な薬害が広まった抗不安薬ザナックスの中毒になったりと、深刻な事態に陥りました。
そこから見事に立ち直った兄の姿を、コーディは誰よりも喜んでいるのでしょう。ダスティンはルネ・パケット(ルネ・ヤング)のPodcast番組の中で過酷な日々について語っているので、いずれその内容を当サイトでも紹介します。
(eWrestlingNews)