先日、WWEは将来を嘱望されていたスター候補のゲイブル・スティーブソンを解雇しました。
東京オリンピックのレスリング男子フリースタイル125キロ級の金メダリスト。2021年にWWEと契約した後、彼はこれからのプロレス界を牽引する存在になっていくことが期待されていました。
しかし、彼のデビューマッチとなった2023年のバロン・コービン戦は失敗に終わり、期待感は一気に萎みました。同じくアマレスのオリンピック金メダリストであるカート・アングルと比較されてしまうことも彼にとっては酷でしたが、彼がWWEに適応できなかったことも事実です。
レスリング・オブザーバーによれば、彼がWWEから解雇された理由は「非常に高額な契約だったにも関わらず、うまくいかなかった」から。彼の解雇は他に解雇されたNXTロースターと同じタイミングで決定し、数週間前には解雇の議論はなかっただろう、とのこと。
高すぎる期待値を越えられなかったことは、彼のWWEでのキャリアを終わらせる大きな要因になってしまいました。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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