2024年2月にジェフ・ハーディー戦に勝利した後、出場停止処分が課されていたサミー・ゲバラ。
試合中、彼はシューティングスター・プレスの狙いを誤り、リング上で仰向けになっていたジェフの頭部に膝を突き刺してしまいました。ジェフとレフェリーは試合続行を判断しましたが、ゲバラは本来従うべきだった脳震盪プロトコルを守らず、ジェフの頭部に大ダメージを与えるフィニッシャーGTHで試合に勝利。これが団体内で問題視された結果、彼は出場停止処分を課されました。
ジェフとレフェリーが「行ける」と判断したにも関わらずゲバラが処分を受けたことについては様々な意見があり、団体内部のコミュニケーション不足も処分の要因の1つになっているのではないか、という推測も流れました。彼はただ時が過ぎるのを待ち、処分が解除されるまで姿を消しました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、ゲバラへの処分は解除されたそうです。復帰時期は未定で、クリエイティブのアイデアが出されているものの、確定したプランはないようです。
今回の処分は、彼が過去にサーシャ・バンクス/メルセデス・モネに対して非常に問題のある発言をしたことが判明して出場停止処分が課された2020年以来2回目のものでした。ポジティブとは言えない話題も多い彼ですが、AEWの大切なスターなのは間違いありません。復帰後の活躍に期待です。
処分が課されている間、家族との時間を楽しんでいたゲバラのvlogです。
(Wrestling Observer)
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