2021年にWWEで奇跡的な復帰を果たした後、AEWと契約したクリスチャン。
度重なる負傷から約7年ぶりに奇跡の復帰を果たした彼は、その舞台となったRoyal Rumbleで盟友エッジとの再会も果たし、そのままWWEで活動していくものと思われました。しかし、両者の間で契約の交渉はなかなか進まず、彼はAEWへの移籍を決断することになりました。
最新のインタビューで、彼はRoyal Rumbleでの奇跡の復帰後にAEWへ移籍するまでの裏側を語りました。
WWEとはちょっとした、やり取りがあったと思うけど、具体的な数字の話までは行かなかったんだ。俺がどんなことをする用意があるのかといった、スケジュールのようなことが問題だったと思う。そこで足がかりを得ようとしていたんだよね。
そんな時に友人のジョン・モクスリーから電話があって、話をしているうちに、俺がWWEと契約していないことを知って驚いていたよ。そして、AEWのトニー・カーンと話をした方がいいと言われた。
「どうしようかな」と言ったら、彼は「話をしないなんてバカだよ、ここではすべてのカードを持っている人なんだから。キャリアを仕上げる場所を選ぶチャンスがあるんだ。少なくとも話をするべきだと思わないか?」と言われてさ。「トニーが私と話したいなら、喜んで話をしたい」と返事をしたよ。
そして、彼らがテレビ番組を収録していた水曜日のある時、番組の放送中にトニーから「やあ、元気?」とテキストが来た。俺は「元気だよ、あなたは?」と返事をした。彼は「話をしようか?」と言ったので、「そうだね」と答えたよ。
それで、次の日に彼から電話があり、ほぼ3時間も話をした。その電話の途中で、AEWが俺にとって最適な場所だとわかったんだ。その1本の電話から全てが実現したんだ。それから、週の後半にもう1回話をして、それで決まった。
(Wrestling Observer)