AAAがWWE・NXTと協力関係について協議していると報じられる。AEWとの関係が弱まる中で…

2019年にAEWが旗揚げしてから、メキシコの団体AAAはAEWと常に強力なパートナーシップを結んでいました。

AEWからAAA・Triplemaniaへレスラーたちが参戦するのは珍しくなく、ケニー・オメガはAAAメガ王座のチャンピオンとしてタイトルを長期保持。FTRもAAA世界タッグ王座を獲得し、防衛を重ねました。

しかし、2022年末、FTRがAAAのショーでドラゴン・リー＆ドラリスティコ組に敗れてタッグ王座を失った直後にリーがWWE入団を発表、さらにタイトルを即返上したことにAEWが激怒。関係は急速に冷え込んでいきました。ここ最近のAEWはAAAの宿敵CMLLとのビジネスを強化しています。

そんな中、TNAやプロレスリング・ノア、マリーゴールドなどとのコラボレーションを強化しているWWEがメキシコでの提携団体を探しているという報道が。

WWEがメキシコでのパートナー団体を探していると報じられる

ビンス・マクマホン体制とは異なり、様々な団体とのコラボレーションを進めているWWE。 TNA、マリーゴールド、さらにプロレスリング・ノアなど、その対象はバリエーション豊富です。今後...

レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、AAAのジェネラル・ディレクターを務めるドリアン・ロルダンがWWEと協力関係について協議しているそうです。現時点で、協議がどの程度進んでいるのか、両団体が何らかの結論に達する可能性があるのかは不明です。90年代に協力関係にあった両団体の関係修復はあり得るのでしょうか？

ちなみに、メルツァー曰く、WWEの本命はCMLLなのだとか。とはいえ、CMLLはAEWのみならず新日本プロレスとも提携しており、実現は難しそうです。

（Wrestling Observer, Cultaholic）