AEWでTBS王座とNJPW STRONG女子王座の二冠を保持するメルセデス・モネ。
「サーシャ・バンクス」のリングネームでWWEの人気選手として活躍していた彼女は、2022年にナオミとのタッグで保持していたタッグタイトルに関するクリエイティブで団体と対立し、番組収録をボイコットして無期限謹慎処分を課されました。その後、復帰することなく2022年末にWWEから退団しました。
AEWではクリエイティブ・コントロールの権利を持っているモネ。彼女はなぜWWEから退団したのでしょうか?最新のインタビューで、彼女は次のように語りました。
「プロレスを辞めるべきか?楽しくない。このノイズは楽しくない」って思ったんだよね。でも、こうも思った。「違う、プロレスは好きじゃないか。ノイズじゃない。リングの中のノイズ、パフォーマンスのノイズ、観客の前に出た時のノイズなんだ。インターネットのノイズや政治じゃない。それは乗り越えられる」って。
政治はどこにでもある。それをどう乗り越えるかだ。そうやって、私はBOSSからCEOに成長した。自分の人生とキャリアをコントロールしたかったんだよね。2年前、本当にプロレスを続けるべきか疑問を持ってた。そんな中でも、「私は素晴らしい。まだたくさんのことができる。今、夢を諦めちゃいけない」って思ってたよ。
WWEから退団した理由はたくさんある。一番大きいのは、心と魂の声を聞いたこと。あの日、何かが違うと感じた。話しかけられ方が心に響かなかったな。
すぐに分かったよ。「自分の人生をコントロールしなければ、あんな風に話しかけられたり、自分が場違いだと感じたりして、ここで幸せになることは決してない」って。
14年間もプロレスをやってきて、こんなに落ち込むなんて。魂が「いや、立ち上がれ。行け」って言ってる。人生で一番難しい決断だった。WWEは10歳の時からの夢だった。10年間もその団体にいたんだ。退社するのは人生で一番難しい決断だった。
でも、今となっては最高の決断だったと思うよ。今の自分がいるからね。TBS王座のチャンピオンになれた。女子プロレス史上最高給の女性になれた。WWEのドアを出て、開かれた多くのドアに入っていったんだ。
(Fightful)