新時代のWWEの主人公的存在として大活躍中のコーディ・ローデス。
レッスルマニア40でローマン・レインズを倒し、WWEのトップスターとしての地位を完全に確立した彼は、今後もベビーフェイスとしての活躍に期待がかかります。しかし、ベビーフェイスとしての活躍が大きなものになればなるほど、将来的なヒールターンに期待がかかります。
最新のインタビューで、彼は一部のファンが彼のヒールターンを望んでいることについて語りました。ヒールの難しさや、そこにある「美しさ」について、持論を述べています。
今のプロレス界でヒールになるのは非常に難しい。ヒールって何だ?
今日、人々はあらゆることでキャンセルされる。毎時間、誰かがキャンセルされたりキャンセル解除されたりしてる。ヒールの仕事はキャンセルされることだ。ヒールの仕事はクールじゃなくて、グッズを売らないことだ。
プロレス界では、「ヒール」とちう言葉は、ザ・ロックのような、本当のヒールじゃないタイプと同一視されるようになった。彼はただザ・ロックなんだ。ディズニー映画に出てる。愛されてる。彼を見るのは良い例だ。人々を怒らせ、何かをするには、本当に努力しなきゃいけない。
JBLは、地元でさえ彼のグッズを売ることができなかった。彼は嫌われるために存在したんだ。彼はファンがジョン・シナとエディ・ゲレロを応援することを望んでいた。それは難しい要求だ。
悪役になることに専念できれば、そこに美しさがある。クリエイティブな面で、それはユニークな空間だ。マイクの前でどうあるべきかという点で、本当に脆く、オープンで、血に飢えていなければならない。
いつかそれが俺に起こるのを見たいと思うファンの一派が増えている。もしファンが本当にそれを望んでいるなら、それは焦土作戦だよ。そうすれば、お前たちは「俺たちはそれが好きじゃない」って言うかもしれない。本当に焦土作戦を取らなきゃいけない。
2024年の今、ヒールを理解するのは誰にとっても難しい。クールである必要はない。次のロックになる必要はない。悪役である必要があるんだ。
(WrestlingNews.co)