【AEW】ブリット・ベイカーが一過性脳虚血性発作との戦いを語る。「急に部屋が回転しているように感じて、身体の右半分が麻痺して…」

長期欠場から復帰したブリット・ベイカー。

彼女は一過性脳虚血性発作を患い、闘病を続けていました。この病気は「ミニ脳卒中」とも呼ばれ、脳卒中のような症状が特徴です。

先日放送されたDynamiteで試合出場が許可されたことを報告した彼女は、ルネ・パケットによるインタビューの中で一過性脳虚血性発作について次のように語りました。

座っている時に突然具合が悪くなって、何かがおかしいと感じた。部屋が回転しているような感覚がして、吐き気がして、汗をかいて……何かが明らかにおかしかったね。スタイリストもすぐに気づいて、「大丈夫？」と聞いてきた。

首のダメージに起因する「めまい」だと思っていた彼女ですが、身体の右半分が麻痺して動かなくなったことに気付き、彼女は自分で車を運転して病院へ向かいました。今振り返ると、自分で運転するべきではなかった…と振り返っています。

病院の受付で病状を伝えるとすぐに検査が始まり……。

気がついたら入院してたよ。脳卒中患者向けのパンフレットが置かれた個室に入れられたんだ。

髪をセットするために椅子に座っていたのに、そのあと一週間、一過性脳虚血発作……ミニ脳卒中と呼ばれるもので入院していたなんて、本当に奇妙な経験でした。

みんな言うことだけど、「こんなことは自分には起こらない」といつも思っていたんだ。だから余計に「いったい何が起こっているんだろう？」と思ったな。

プロレスラーだけでなく歯科医としても働く彼女は多忙な日々を過ごしており、身体からの声に耳を傾ける時間がありませんでした。身体からの声を聞くのはとても大切なことだと気付いた…と彼女は語っています。

（Wrestling Inc）