世界最大のプロレス団体であるWWEのロッカールームは常に大忙しです。
かつてビンス・マクマホンが団体のトップとして君臨していた頃は、番組の放送直前や放送中に計画や台本が変更されることもあり、選手やスタッフは自分の仕事で手一杯でした。
しかし、HHHがクリエイティブの責任者を務めるようになり、ビンス時代のカオスな雰囲気が取り除かれたことで、ロッカールームの雰囲気も変わったようです。
ビンス時代からWWEで活躍してきたナイア・ジャックスは、最近のロッカールームの雰囲気に変化があったことを最新のインタビューで語りました。
ロッカールームの文化は常に変化するものだけど、今は互いをサポートしようというシステムが前よりもしっかりしてると思う。
私は子供の頃からずっとチーム・スポーツをしてきたから、「チームは最も弱い選手と同じ程度にしか強くならない」という考えなんだ。以前のロッカールームは、みんなが「私が、私が」というような、より個人主義的なアプローチをとっていたように思う。「私がこれをしなければ」という感じだったね。
でも、今は「誰かをサポートするために皆で団結しよう」「皆で一緒に」という感じ。ロッカールームには、以前よりもチームワーク、グループで頑張ろうという雰囲気があるよ。
それと、クリエイティブ・チームやプロデューサーたちも「こういうことをやるけど、楽しんでね。楽しんでやってね」というような感じになった。以前のような「ああ、私がこれをしたら、バックステージに戻ったときにいろんなことを言われるんだろう」という感じではないね。今はむしろ、「何かを試してみて、うまくいかなければ、後で一緒に考えよう」という感じかな。
(Wrestling Inc)
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