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【AEW】トニー・カーン社長「WWEの広報がAEWのテレビ放映権交渉に関する虚偽情報を流している。事実無根だ」

インタビュー

現在、AEWはワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーと新しいテレビ放映権契約の交渉にあたっています。

交渉については様々な噂が報じられていますが、まだ契約は正式に締結していません。両者の関係は良好で、そのうち正式な契約合意が発表されるものと考えられています。

現地7月26日に開催されるROHのPPV「Death Before Dishonor」の記者会見にROHのオーナーとして参加した彼は、多くの話題に言及する中で、プロレスメディアの主要メンバーから直接聞いた話として「WWEの広報が、AEWとワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの契約について虚偽情報を流している」と発言しました。

なぜWWEがAEWのメディア権利契約についていろんな人たちに電話かけて話しているのか、意味がわからない。それが彼らのビジネスなのかどうかも分からないね。

WWEの広報は、AEWとワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの新しいテレビ放映権契約が締結され、その契約が以前の契約と同じレベルのものだったと言いふらしているようだ。それは事実ではない。それは彼らがやるべきことじゃないだろう。WWEの広報は本当に、関わるべきではない多くのことに関わっていると思う。

まったくの事実無根だよ。AEWが新しいテレビ放映権契約を結ぶときは、これまでの契約を大きく上回る素晴らしい契約になるだろう。我々は本当に良い立場にあり、彼らがAEWに対して何をしようとしているかに関わらず、素晴らしいビジネスをしてきたんだ。

この発言がどの程度正しいのかは不明ですが、WWEは以前から「AEWのテレビ番組の視聴率・視聴者数が不調な時、実際の数字と比べて低い結果が出やすい速報値をメディアに流している」と噂されるなど、AEWに対して情報戦を仕掛けているとされています。

もしAEWの新たなテレビ放映権契約が以前と同じレベルのものだとしたら、AEWの番組は「成長が停滞し、競争力も高くない」と考えられているのでしょう。ワーナーはAEWの番組を高く評価していると報じられており、普通なら人気のある番組は新たな契約でより良い条件を得ることができます。また、トニーは「ROHも交渉の一部になっている」とコメントしており、契約の規模は以前よりも大きくなることが推測できます。

もしこの話が本当だとしたら、WWEは抜け目がないですね。

(Wrestling Observer)

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