何かと話題になりがちなAEWのロッカールーム。
最近では、MJFとブリット・ベイカーが喧嘩をしたという話が大きな話題になりましたが、これはMJFが否定。さらに、普段の彼からはなかなか出てこない「ロッカールームを称賛する発言」まで飛び出し、噂の沈静化を図っています。
AEWは、テレビ番組の放映権に関する新たな契約をまとめなければならない時期に直面しており、間もなく重大発表があるものとされています。2022年以降はなかなか勢いに乗ることができず、番組の観客動員数や視聴者数は低迷中。とはいえ、8月のイギリス大会All Inでは4万枚以上のチケットが売れており、ビジネスそのものは「好調」だとされています。次の放映権契約も、現在のもの以上の条件を引き出せる可能性が高いようです。
こうした状況について、ロッカールームのレスラーたちはどう考えているのでしょうか。レスリング・オブザーバーによれば、現在のロッカールームの雰囲気は一部と比べ改善されており、ほとんどのメンバーがトニー・カーン社長と仲良く、好意的に接しているようです。
その一方で、「以前にはなかった、観客動員や人気の陰りへの懸念が出ている」とのこと。雰囲気は良好なものの、不安がないわけではないようです。
2025年、AEWはMLBテキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドでスタジアムショー「All In」を開催する予定で、同年にオーストラリアでも大規模なショーを開催する計画が進んでいるようです。
今後は今以上にどデカいビジネスをブチ上げていきたいようですから、レスラーたちの士気が高いのはいいこと。番組に関する諸々の数字も上げていきたいところですが、トニー・カーン社長は突破口を見いだせるでしょうか?
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)