AEWのトニー・カーン社長は、以前からWWEによるタンパリングの被害を訴えてきました。
他団体と契約中のレスラーは、他の団体と接触することができません。WWEがAEW所属レスラーに声をかけ、移籍話を持ちかけている……というのは、特にHHHがクリエイティブの責任者になった2022年夏以降にトニーが繰り返し告発してきたことです。
トニーはアンチWWE的な発言の多い人ですが、その背景には、WWEによるタンパリングへの怒りがある、とも宣言しています。真偽はともあれ、若い団体を運営する彼にとっては一大事です。
最新のインタビューで、トニーはこの件について次のように語っています。
状況が改善されたとは思っていないよ。今も起こっていることだと思う。この件については、将来的に何か行動を起こさなければならないかもしれない。タンパリングが止まったとは思わないよ。でも、それ以上は言えない。
最近では、ペンタ・エル・セロ・ミエド&レイ・フェニックスやリッキー・スタークスがWWE移籍の可能性大とされており、ダニエル・ガルシアもWWE移籍が選択肢の1つに入っているようです。彼らは今もAEWとの契約下にありますが、WWEからの接触を受けているかどうかは不明です。
そして、この発言を取り上げた記事がSNSにアップされると、なんとHHHがそれに対して「いいね!」をしたようです。どういった意図があるのかは分かりませんが、トニーに対して大きなメッセージを送っているようです。これはなんとも刺激的…。
Triple H has liked a post on Instagram about Tony Khan’s comments surrounding his belief of WWE contract tampering.
Yes, this is real. pic.twitter.com/Cti7PTp0yb
— Wrestle Ops (@WrestleOps) August 17, 2024
(Wrestling Observer)