グンターとイリヤ・ドラグノフは、WWEへ入団する前にヨーロッパのインディシーンで活躍していた頃から、何度も何度も名勝負を生み出してきた好敵手です。
2013年に初顔合わせした2人は、 wXwやNXT、NXT UKで死闘を演じ、お互いの実力を世界中に示してきました。特に2020年10月にNXT UKで、2021年8月にNXTで行われたNXT UK王座戦は歴史的名勝負として高く評価されています。
ドラグノフは2024年にメインロースター入りしましたが、彼を待つ間、グンターはWWEのトップヒールへ成長し、インターコンチネンタル王座の最長保持期間記録を更新したほか、世界ヘビー級王座まで獲得。最近はライブイベントやハウスショーでの対戦がありましたが、メインロースターとしてテレビ番組で試合が組まれたことはありません。
最新のインタビューで、ドラグノフはグンターとのライバル関係や再戦の可能性について質問され、次のように語りました。
長い間お互いを見ていない今でも、多くのファンがあの試合について語り続けている。そこには理由があるんだ。あの試合は、「ヨーロピアンスタイルに何ができるか」の基準を本当に確立したんだよ。
もちろん、彼の仕事ぶりには注目してる。彼は俺のライバルだし、俺を今日のような人間とパフォーマーに作り上げてくれた人物でもある。俺がこんなに高いレベルでパフォーマンスできているのは、彼のおかげなんだ。
人間には、自分の限界を押し上げてくれる誰かが必要だと思う。ライバルがいてくれるおかげで、自分の限界がどこにあるのかを理解し、どうすればもっと良くなれるかに集中できるんだよ。「俺はあんたと同じくらい良くなれる。あんた以上のレスラーになれる」と思わせてくれる相手が必要なんだ。
そして、これこそが、ファンに「もっと見たい」と思わせる緊張感を生み出す。みんながこのことを話題にするのは、「もっと見たい」からなんだ。
2人の再戦は大舞台で実現してほしいですね。
（Fightful）
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