2018年から2024年にかけて、WWEで人気選手の1人として活躍したリコシェ。
超人的な身体能力を生かしたスタイルが魅力のハイフライヤー。彼にしかできないことを、世界最大のプロレス団体で見せてくれたことは、プロレス界にとって非常にポジティブなことでした。しかし、彼のブッキングに対して「能力に見合っていない」と考えるファンがいたことは事実です。
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リコシェがWWE退団&AEW移籍を決断した理由を語る。「AEWに行ったみんなと世界中で試合をしたあの頃が一番楽しかったんだ」
2024年6月末にWWEを退団し、8月にAEWへ移籍したリコシェ。 稀代のハイフライヤーである彼はAEWでの大きな活躍に期待がかかっています。AEWには彼がWWEへ入団する前にイン...
最新のインタビューで、彼は「WWEでの最後の数年間で不満を感じていたか」と質問され、次のように語りました。
まあ、誰かのせいにすることもできるけど、俺は自分を責めるだけだね。誰か責めたくなるのが人間というものだ。でも、俺は自分しか責められない。俺が何かをしなかったのは間違いないよ。それが何かは分からないけどね。
俺にとって、「不満」って言葉はちょっと違うかも。WWEで私生活のパートナーに出会ったし、たくさんの繋がりができた。ロッカールームもいつも最高だったしさ。
クリエイティブな面じゃ、もっとやりたかったことはあったよ。それも、俺のためじゃなくて、俺のやることを見たいファンのためにね。俺がそこに出て、意味のあることをやるのを見たいファンにとっては、もっとモヤモヤしたかもしれない。俺はよくテレビに出てたし、試合もこなしてた。でも、俺がやってたことの中身が伴ってなかったんだ。リコシェの供給量は多かったけど、その質には納得していなかった。でもそれでいいんだ。そういうもんだよ。
自分しか責められない。他の誰かを責めるわけにはいかないんだ。でも本当に不満だったわけじゃない。いいこともたくさん経験したしね。もっとやりたかったことはあった?もちろんさ。でも、不満だったとは言えないな。それでも楽しい時間を過ごせたからさ。
(Fightful)
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