2024年6月末にWWEを退団し、8月にAEWへ移籍したリコシェ。
稀代のハイフライヤーである彼はAEWでの大きな活躍に期待がかかっています。AEWには彼がWWEへ入団する前にインディシーンで汗を流した仲間たちも多く在籍しており、彼らとの再会にも注目が集まります。
最新のインタビューで、彼はWWEからAEWへ移籍した背景を語りました。WWEでの生活も充実していたものの、変化を求めていたようです。
正直、一番の理由は、俺がこの仕事を長くやってきたってことなんだ。今年で21年目だよ。俺にとって、キャリアで一番楽しかった時期って、AEWのバックステージにいるクレイジーな連中と世界中を旅してた頃なんだ。
みんなが何を思おうと、WWEでの日々が俺にとって全てが悪かったわけじゃない。どこに行っても楽しんできたし、それは変わらないよ。
でもさ、一番楽しかったのは、今はAEWにいるあいつらと一緒に過ごして、世界中を旅して、試合して、俺のファンのために本当に作りたいアートを創ってた時なんだ。俺にとっては、また楽しむこと、またそのアートを創ることが大事なんだよ。
WWEからの退団は、確かに大きな決断だった。でも、正直言って、難しい決断だったか?聞かれたら、イエスでもありノーでもあるかな。もちろん、6年もいた場所を離れるのは大変なことだけどさ。本当に良い繋がりや友達、いい思い出がそこにあるからね。だから、確かに難しい決断ではあった。
でも同時に、難しすぎたわけではなかったんだ。俺は常に変化を求めるタイプだからさ。いつも何かしら新しいことをしてきたから、移籍することも楽しみにしてたんだ。
AEWが何をやってるのか、そこにいるレスラーたちが何をしてるのか見てて、すごく楽しそうに見えたんだよね。その一員になりたいって思ったんだよ。今、その一員になれて、次の世代に向けて前に進む手伝いができるのは最高だと思う。だから、難しい決断だったけど、正しい選択だということは分かってたんだ。
(Wrestling Observer)