AEW移籍以降、テレビ番組でマイクパフォーマンスを披露する機会が増えているウィル・オスプレイ。
ADHDや自閉症、読書障害を抱える彼にとって、テレビ番組で喋るのは非常に困難な課題です。これまでも、彼はプロモへの苦闘を語ってきましたが、ブライアン・ダニエルソンは彼のプロモ能力の高さを絶賛しています。
Inside The Ropesによるインタビューで、彼はプロモ前の緊張や、「プロモでは正直であろうと思っている」ことなどについて語りました。
正直、プロモは毎回緊張するんだ。これはADHDだって分かった頃からずっとだね。目を合わせるのが苦手だし、ちゃんと文章をつなげて話すのも苦手なんだ。アメリカのテレビに出るってことは、それが仕事の大半を占めるってことだからね。人を会場に呼び込むようなしゃべりができないといけないし、独特の魅力も必要なんだ。
でも、俺の場合は逆に得かもしれない。みんなと違う話し方するからね。アメリカ人っぽくないでしょ? 要は、ここにいられて嬉しいと伝えることと、観客を友達みたいに扱うってことに気をつけてる。俺は「パブにいる変な友達」みたいな感じなんだ。だから、ちょっとくらいヘマしても許されるのかもね。
MJFとの試合前のプロモで、台詞を間違えちゃってさ。自分にガッカリしたよ。でも、正直でいたいんだ。「ごめん、間違えたけど次は頑張るよ」って感じで。プロモにはまだまだ慣れてないし、ずっと苦手だったから、プロモは完璧じゃないよ。正直、トップ10にも入らないと思う。
新しいことばかりで……AEWに来てまだ半年だしね。まだ慣れてる最中なんだ。もし誰かがそ俺のプロモに文句を言いたいなら、俺の立場にもなってくれよと言いたいね。俺の頭の中なんて分からないだろ?俺にとっては、弱さを見せて、正直で、オープンでいることがすべてなんだ。それが人々と俺をつないでくれてると思う。俺がミスも隠さないってことがね。
(411 MANIA)