2010年代にWWEで散発的に活動したスティングは、2020年にAEWへ入団しました。
プロレス界のアイコンとして絶大な人気を誇る彼は、60代とは思えない素晴らしいパフォーマンスでAEWのファンを魅了。2024年2月の引退試合では、ダービー・アリンとのタッグでヤング・バックスを下し、AEW世界タッグ王座を獲得しました。
彼にとって、WWEでの最後の出番は2016年のWWE殿堂入り式典。そこでの「引退」から約8年後に、本当に引退する時がやってきました。WWEでの活動終了、そしてAEWとの契約にはどのような背景があったのでしょうか。
最新のインタビューで、彼は次のように語りました。
実際のところ、WWEでの「引退」は完全なものだとは思っていなかったんだよ。本当は、まだ引退したくなかった。
まあ、当時のWWEとの間で、ある種の合意があってのことだったのさ。ビンス・マクマホンは、彼の傘下で俺に引退してほしいと思っていた。そして、その時の俺も「それでいいか」と思っていたんだ。
そして5年以上の引退生活を過ごした。そんな時に、AEWのトニー・カーン社長とコーディ・ローデスから連絡を受けたんだ。もう一度リングに上ってほしい、とね。それで復帰することにした。あとは皆さんが知っている通りさ。
AEWではかつてのライバル、グレート・ムタとも再会。彼にとって、非常に実りのある時期を過ごすことができました。
(Fightful)
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