プロレスラーの体格を揶揄するボディシェイミングは批判の対象になってきました。
大会への揶揄に苦しめられるレスラーは決して少なくありません。WWEのパイパー・ニブンやAEWのエディ・キングストンは批判への嫌悪感を隠さず反論してきました。
しかし、WWEのコーディ・ローデスは、こうしたファンからの体形批判に対して異なる意見を持っています。出演したPodcast番組で、彼はボディシェイミングに寛大であることを明かしました。
プロレスは見た目が重要なビジネスだ…。上を目指そうとしているなら、キャリア史上最高の体型を目指さないといけないよ。
Crown Jewelで対戦予定のギュンターについて考えてみよう。インディシーンで「ウォルター」として活動していた頃の彼は、太り過ぎとは言わないけど、筋肉は一つも見えなかった。大きくて重量感のある、木を切り倒すような恐ろしい奴だった。
彼の目標への努力は体型に表れている。キャリア史上最高の体型になって、すごく良いよね。その役割にふさわしい見た目をしているよ。
ネット上には、そのことがいかに重要かを理解していない奇妙な一派がいる。俺たちは上半身裸で試合をしているんだぞ?世界最高のアスリートたちと並んで立っているんだから、ジムに行くのは当然のことだ。
「努力を批判する人」がいて、そしてファンからは「レスラーの体型を批判するな」という声が聞こえる。何を言ってるんだ?俺たちは半裸で立っていて、あなたたちは何百ドルも払って見に来てるんだ。俺のことなら、体型批判をしたければどうぞ!
でも、2016年にWWEから退団するまでは、その点で努力が足りなかったんだ。兄ダスティン・ローデスのタッグパートナーというポジションに満足していた。まあ、うまくいってはいたけどね。
あの時の俺は、キャリア史上最高の体型を目指し、最高のプロモーションをし、そして何より小さな戦いを挑むべきだった。「今日は兄弟とタッグを組みたくない」とか「兄の入場曲で出たくない」とかね。
レスラーというものは、キャリア史上最高の体型になった時、それが分かるんだ。本当にそれを望んでいる。
こうした意見は「有害だ」と思われるかもしれないけど、レスラーの間では、みんな「誰のダイエット法を実践してる?」「誰とトレーニングしてる?」って話をよくするよ。WWEには新しいヘルスコンシャスな文化があって、俺はそれが大好きだ。みんな最高の状態を目指しているんだよ。
(SESCOOPS)