プロレスは多様性に飛んだ世界で、スタイルもアピールポイントも体型も人それぞれです。様々な個性が1つの団体に集まってショーを開催し、ファンを楽しませています。
しかし、一部のレスラーたちはファンから体型を揶揄されたり、批判されることがあります。WWEスーパースターのパイパー・ニブンが2021年にメインロースターへ昇格した時、ネット上で彼女の体型を批判する声が上がり、彼女の仲間たちがうんざりした様子で反論していました。
AEWの人気レスラーで、STRONG無差別級王座とROH世界王座の二冠を保持するエディ・キングストンも、体型を指摘されることが少なくありません。引き締まった身体ではないかもしれませんが、彼はこの体型でのパフォーマンスに向けたトレーニングを積み重ね、ファンを熱狂させています。
最新のインタビューで、彼は体型を揶揄する「ボディシェイミング」の対象になることについて語り、そうした声に反発しました。
みんなが俺の体型について何を言おうが気にしないよ。彼らは俺がどれだけ努力しているか、知らないだろ。
俺がムエタイのトレーニングをしていることも知らないわけだ。そうだろ?何も知らないんだ。何時間もストレッチをして体をほぐし、熱い風呂に入ったり、冷たいシャワーを浴びたり、氷風呂に入ったり、サウナに入ったりしていることも知らない。これをワークアウトやムエタイのクラス、それに最近始めた柔術のクラスの後でやってるんだ。
体型なんて知ったことか。俺が気にしているのは勝つことだ。対戦相手にしか興味ない。わかるだろ?俺が話をするタイミングや、みんなに訴えかけて何かを感じてもらうこと。そこに集中してるんだ。俺の関心はここにだけ向いている。
まあ、俺が何を言っているかというと…チートデイで「ちょっと食べ過ぎだよ」と言われることもあるけど、俺は俺をやってるだけ。結局、みんなは俺がプロレスのために何をしているか知らないんだ。