5月にWWEを退団したディーン・アンブローズは、リングネームをWWE入団前の「ジョン・モクスリー」に戻し、AEWとフルタイム契約を結びました。そして、新日本プロレスにも参戦し、IWGP USヘビー級王座を獲得してG1 CLIMAXにも出場しました。
WWE時代は年間200試合以上に出場することも多かったモクスリーですが、AEWはに、年間の興行数を100〜120程度に、トップレスラーたちの試合数を75程度に抑えるという計画があります。今まで以上に緩いスケジュールで活動していくことになるモクスリーは、WWE時代の厳しいスケジュールを「馬鹿げている」と振り返り、AEW誕生によるプロレス界の変化について語りました。
WWEもスケジュールを緩め始めると思う。いいことだ。あそこのスケジュールは馬鹿げているからね。全く理解できないよ。だから、競争相手の連中は生活の質が上がるだろうね。これはAEWの存在があってこそだ。
私が知っている日本人の中には、給料が上がり、団体との契約下にあり、ここに来たがらない人もいる。それは、今、成功を見込める代替案(AEW)が存在するということが、世界中のプロレス界に文字通りいい影響を与えているということのサインだよ。
団体同士の競争が過激になる中で、インディ・レスラーたちの獲得競争も行われています。せっかくロースターに加えることができたレスラーに肉体的負担を強いることで怪我をさせることのリスクが非常に高い今、モクスリーの予想は実現しそうな気がします。
(参考: Wrestling Inc, @hentrytcasey)
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