2019年、New Dayのコフィ・キングストンはレッスルマニア35開催を前にとてつもない勢いに乗っていました。
Elimination Chamberでの大活躍、5試合のガントレットマッチを経てレッスルマニア35でダニエル・ブライアン(現AEWブライアン・ダニエルソン)の持つWWE王座に挑戦して勝利。黒人選手初のWWE王者となり、後に「コフィマニア」と呼ばれる歴史的瞬間を作りました。
この栄光について、コフィはブライアンの存在なしではなし得なかったことだと考えています。最新のインタビューで、彼はブライアンへの感謝を語りました。
ダニエル・ブライアンは間違いなく歴代トップ5に入る選手だと思う。
いろんな理由があるけど、まず彼の不屈の精神。首を怪我して、もう戦えないと言われたのに復帰を果たした。そういう人間を尊敬せずにはいられない。それに、彼は自分の功績を誇ることがない。多くのことをやってきたのに。俺があの立場にいられたのも、彼のおかげが大きい。ファンが望んでいたから、俺のために彼が働きかけてくれたんだ。
でも、彼は絶対にそんなこと口にしない。自慢することもない。それは彼の目的じゃなかったから。ただ正しいことをしたかっただけ。俺はそのことに今でも感謝してるよ。
かつてYes!ムーブメントを巻き起こし、ファンから支持される英雄となったブライアンが、ファンに後押しされるコフィに対して今度はチャンピオンとして立ちはだかる。こうした背景も、コフィマニアの感動に結びついています。
(Fightful)
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