2023年のSurvivor SeriesでWWEに復帰したCMパンク。
かつてWWEのビッグスターとして活躍したものの、その関係は複雑。WWEをこっぴどく批判し続けた彼が2021年にAEWでプロレス界に復帰した後も、セス・ロリンズは怒りや敵対心を隠しませんでした。
最新のインタビューで、セスはパンクの復帰が2023年のSurvivor Seriesだったことを振り返りました。彼は、約18ヶ月ぶりに背中の怪我から復帰したランディ・オートンもSurvivor Seriesで復帰したことから、パンクの登場がオートンの復帰の舞台を台無しにした、と考えていることを明かしました。
不満だったのは、あれはランディが長期離脱から戻ってきた晴れ舞台だったということ。素晴らしい瞬間だったよ。彼がステージに登場した時の観客の反応は凄まじかったね。
メインイベントでは10人の選手が参加し、素晴らしい試合をしてた。パンクなんて必要なかったんだ。でも、彼の地元シカゴだからという理由だけで……。本当に、「すべてを自分のものにする」CMパンクらしい瞬間だったよね。
パンクが現れ、もう試合のことも、ランディのことも、我々がその瞬間までやってきたことも、全て意味を失った。ただの「やあ皆、俺のことだよ。俺を懐かしく思ってたでしょ?覚えてる?」という場面になってしまった。これも吐き気がする典型的なCMパンクの瞬間の一つだな。
でも心配するな、彼は利己的じゃない。他の全員を助けるためにいるんだから。
以前、オートンは「今から過去に戻って、背中からリングに着地するRKOではない技をフィニッシャーを開発できたらな、と思う」と語っていました。それほど背中のダメージは深刻で、医師から引退を勧告されたことも。
必死の思いで復帰したオートンの晴れ舞台がパンクの話題でかき消されてしまった……。WWEで活動し続けてきたことへのプライドを持つ仲間思いのセスにとっては許せなかったのでしょう。
(SESCOOPS)