【WWE】セス・ロリンズがド派手ファッションの裏側を語る。「各地にクローゼットがあるよ。最初は馬鹿にされてたけど、今はみんな応援してくれる」

セス・ロリンズの衣装は、家の反対側のゲストルームにあるクローゼットに収納しているんだ。そのクローゼットは常に入れ替わっていて、狂気的なくらいだよ。アイオワ、ロサンゼルス、ツアーバスにもクローゼットがある。

実は、ほとんどの衣装をWWEアーカイブに送っているんだ。どこでも着られる衣装もあるが、テレビで着用したものはアーカイブに送って、彼らの判断に任せている。

WWEはToppsと新契約を結び、シャツやスーツの一部を使用したトレーディングカードを作るらしい。主要イベントではマネキンに衣装を着せてファンに展示することもある。全てを手放したくはないが、かなりの量を寄付もしている。どこかで子供たちが奇抜なセス・ロリンズの靴を履いて歩いているかもしれないな。

衣装は本当に多すぎる。いつか自分のTシャツとパンツだけで過ごせる日が来ることを願っているよ。

スタイリストのトロイは、いつも「クレイジーなアイデアがあるよー」と言ってくる。やってみろって答えた結果が、みんなが見ているものだよ。

今では「今週は何を着てくるんだ？」というのが見どころの一つになっているよね。最初は馬鹿にされていたけど、今は皆が応援してくれる。「あの靴！あの帽子！」って。

変なこともあるよ。青いベストと青い服を着ていた時、ブロンソン・リードとの試合のために上着を脱いだら、同じジャケットを2枚着ているように見えたとか。実際はベストとシャツだったんだけど、影が見えなくてジャケットに見えたんだ。スティングがマスクを取ったら同じフェイスペイントが描かれていたみたいな感じだったね。

年間52週も番組をやっていると、そういう面白いこともある。ファンが楽しみにできる要素の一つになっているよ。