AEW世界王座のチャンピオンとしてAEWのベビーフェイスたちと激しい抗争を繰り広げるジョン・モクスリー。
番組視聴率の低下やブッキングの諸問題など、AEWにはネガティブな話題も少なくありません。そんな中、モクスリーはAEWの看板レスラーとして、団体を再建すべく奮闘しています。
最新のインタビューで、彼はAEWが「持続可能な未来」の創造に取り組み、リング内の試合以上の勝ちを構築していることや、彼自身がAEWで何を目標に働いているのか、そして業界の古い体質などについて語りました。
ストーリーテリングは必要不可欠で、交渉の余地はない。プロレスにとって重要な要素だ。フックが必要なんだ。スポーツだって、選手個人や、そのシーズンのストーリーに思い入れがあれば、より楽しめるだろう?
プロレスも同じさ。ただの物や出来事を羅列した本なんて読みたくないだろう。物語があって、その流れに引き込まれるものでなければならない。
俺はAEWのために働いているのではない。この場所の成功を必要とする全ての人々のために働いているんだ。そういう見方をしている。成功のためには、あらゆるレベルで最高の水準で運営しなければならない。それがこのチームの一員となる条件だ。
俺たちは今、歴史の真っ只中にいて、その舵を取る立場にある。何を書くかは俺たちの自由だ。それは非常にエキサイティングなことだと思うよ。
この業界はカーニバルのサイドショーから始まった。「ブラザー」だの何だのという古い興行師的な態度は一掃する必要がある。そういった態度でファンからお金を騙し取ってきたからね。
今のこのスポーツはそういうものじゃない。俺たちはレスラーになりたいと思って育った。それだけを夢見てきたんだ。
(Wrestling Observer)
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