引退後のアンダーテイカーは多くのインタビューを受け,自身のPodcast番組を開始し、自分の意見を積極的に伝えています。その中で,彼が何度も繰り返している言葉があります。
それは、「若手はストーリーテリングを磨け」というもの。長年にわたってビッグスタートして活躍してきた彼の目には、現代の若手たちにストーリーテリングの技術が足りていないように見えるようです。
最新のインタビューで、彼は現在の若手レスラーはリング上の身体能力に頼りすぎており、観客を引き込むストーリーテリングの重要性を理解していないと指摘。また、自身の限られた技の数を引き合いに出しつつ、プロレスで本当に大切なものを語りました。
観客に「こいつの試合を見たい」と思わせたら、それだけで勝ちだ。それが一番大事なことだよ。
今は少しずつ良くなってきている。いいストーリーテラーも増えてきた。でも、多くの若手レスラーは自分の身体能力に頼りすぎていて、物語を伝える技術を学ぼうとしていないよな。
俺なんて、たった5つの技でそこそこのキャリアを築いたんだぜ?笑 でも、観客の感情を揺さぶり、どんな形であれ「この試合を見たい」と思わせた。それこそが伝説になる方法だ。
身体能力を活かした活動自体に問題はないはずですが、ストーリーテリングで観客を魅了する術がないとダメだ…というアンダーテイカーの意見には説得力がありますね。今後もご意見番としてのアンダーテイカーのコメントを紹介していく予定です。
(Fightful)
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