すべてのプロレスラーにとって、「引退」を決断すること、引退後の生活を送るのは大変なことです。それがプロレスの歴史に名を残すレジェンドだとしても、決断の難しさは変わりません。
WWEの看板選手として長年にわたって活躍したアンダーテイカーは、2020年のレッスルマニア36でのAJスタイルズ戦で引退。映画風のボーンヤード・マッチでAJを墓穴に埋め、有終の美を飾りました。
これ以降、彼はたびたび番組に登場してWWEユニバースを喜ばせています。しかし、現役選手としてリングへ上がる日々が終わったことで、「心にぽっかり穴が空いてしまった」といいます。
ダイヤモンド・ダラス・ペイジのPodcast番組に出演した彼は、引退を決断する難しさ、引退後の生活の大変さを語りました。
引退を決めるのは本当に難しいことだ。俺も経験したからよく分かる。頭の中では「まだやれる」と思っていたし、心の底では「まだ戦いたい」とも思っていた。
でも、分かっていたんだ。「もう終わりだ。燃料が尽きた」ってな。自分が正しい決断をしたことは分かっていたけど、それを受け入れるのには時間がかかった。
それでも、心にぽっかり大きな空白ができたよ。「これから何をすればいいんだ? コーチになる気はないし、他に何かやりたいことがあるわけでもない」ってね。30年以上プロレスしか知らなかったんだからな。
彼のように、引退後も彼にしかできないことでファンを喜ばせられる立場にいるのは幸せなことかもしれません。
彼がレッスルマニア41は登場することに期待するファンもたくさんいますが、どうなるのでしょうか?これからもレッスルマニア41の最新情報を紹介していきます。
(Wrestling Inc)
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